マツリカの炯-kEi- 天命胤異伝の胡青凛(こ せいりん)(CV:立花慎之介)の感想(ネタバレあり&なし)を書いていきたいと思います(⌒∇⌒)
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マツリカk 胡青凛 総評(ネタバレなし)
月下ノ国第一公子。もうすぐ成人になる次期国王。外にほとんど出たことのない箱入り息子。物腰柔らかでとても優しい公子です。同じく攻略キャラである燕來が教育係なので、青凜のルートには燕來がかなり出てきます。2人の関係性も見どころの1つです。
●胡青凛(CV:立花慎之介)●
糖度 :★★★★★★★★★★ (10)
しんどい度 :★★★★★☆☆☆☆☆ (5)
マツリカk 胡青凛 感想(ネタバレあり)
ナーヤ(ヒロイン)が、世間知らずすぎて無銭飲食しちゃってた青凜を助けて出会うルート。「私の手から飛び去った小鳥でしょうか…?」って初対面からだいぶ浮世離れ感出してくる青凜wwそこからナーヤを「恩人さん」って呼んでとにかく良くしてくれます。
共通ルートでゼベネラorルヲのルートになると、村は何者かによって襲撃されてしまいますが、青凜ルートの場合は襲撃を回避できます。でもナーヤが混血であることは判明しちゃってるので、命がけで青凜と燕來と共に村に火を持って帰ったのに、村の人たちから命狙われちゃうっていうね…もうほんと、こんな村襲撃されちゃえば良かったのにって思っちゃうよね(# ゚Д゚)
ここで青凜は自分の元にくるよう言ってくれるのですが「村に残る」選択肢を選ぶと中途BADENDとなります(;^ω^)ナーヤが村に戻って殺されて、炯眼は掌返したナーヤの友達に受け継がれるっていう最悪エンド。ナーヤ?誰それ?って感じで何事もなく暮らすのマツリカ村のみんながうすら寒いです。
もちろん村には残らず青凜さんに保護してもらう方を選んで、物語は個別ルートへ!
宮廷に戻ると、青凜のお姉さんたちに囲まれる2人(笑)あの青凜が女の子を連れてきた!と大騒ぎだけど、みんなナーヤに好意的でおめかしさせてくれて(⌒∇⌒)炯眼を差別する人もいなくて良かったー!青凜は「ナーヤは仙郷で出会って連れてきた仙虹」というとんでもない嘘をさらりと言うけど、普段から浮世離れしてる雰囲気だからかみんな信じちゃうっていう(笑)ほんわかぼんやりお坊ちゃんに見えて、とっさの機転が利いてうまいことナーヤが宮廷にいられるように嘘をつけちゃうなんて、実は頭いいんだなこの人…と感じるシーン!
個人的には、ふんわりしてただの世間知らずだったら苦手なタイプだな…と思っていたので、実はちゃんと頭が良いというのはかなり高感度上がって、これで楽しくプレイできそう良かった♪と思いました(⌒∇⌒)
青凜は自分がナーヤを大事にしている証として佩玉(中国の腰につける飾り)をプレゼントして身につけさせ、御四房(食事を作るとこや学ぶとこなど)を案内すると言ってナーヤを連れて歩き、周りの人々に自分がナーヤを可愛がっていることをさりげなくアピールしていきます。ナーヤが気付かないくらい自然に、ナーヤを守れるよう根回ししてくれるんです!こういう柔らかな賢い人、好き❤
青凜がナーヤの歌をすごく気に入り、2人で楽しんでいる姿を見かけた給仕たち。その幻想的な様子が王の耳に入り、ナーヤは王に歌を披露。そこで気に入られてナーヤは宮廷歌師に…( ゚Д゚)これでナーヤの身が安泰かと一瞬思いきや、王は(スチルないけど)どう見ても不穏だし青凜は複雑そうだし、なんか波乱の予感しまくりの展開に…。
ナーヤは王に夜中寝所へ呼び出されて…王と妃が合気中に歌えというとんでも命令Σ( ̄ロ ̄lll)ギシギシ効果音もするし…相当キモい展開に引きました(;^ω^)毎日いろんな妃とひたすら小作りして、とにかく男児が欲しいけど娘しか生まれないってそれもう呪いじゃんな(;^ω^)
王のご乱心はどんどん悪化していき、ついにはナーヤを手籠めにしようとしてきます(# ゚Д゚)そこに青凜が女官になりすまし間一髪で助けてくれます❤いやー女装の青凜美人❤違和感なし❤スチルありがとう❤
王の命に背いたら処刑されると燕來に指摘され、王が手出し出来ないように青凜はナーヤと結婚することを提案します!形だけの結婚でいいから守らせてくれって…はい、こういう展開好きです(≧∇≦)
そこからはあっという間に根回しして王に結婚宣言!意外にも反対されず、結婚するなら男児よろーって感じでwとにかく男児にこだわる王。
ナーヤは青凜にふさわしい妻になるべく、身分対策で燕來の家に養子となり、燕來に日々いろんなことを学びます。しかし房中術まで教わるとか嫌だー!!男の人からこんなことを学ぶなんてーΣ( ̄ロ ̄lll)
そしてついに初夜…青凜は最初は寝所を別にしようかと提案するけれど、ナーヤは一緒で大丈夫、と。青凜は喜んで、甘い夜を過ごすわけですが…この一夜がすごく幸せで良かったです❤優しい青凜がいざとなったらためらわずぐいぐいくるのも最高だったし、細身に見えてもやっぱりナーヤと比べたら逞しい腕をしている感じも良くて!ナイススチル!ずっと1人だった青凜が誰かと一緒にいる幸せを感じてるのがとても良かったです(≧∇≦)甘い!!
幸せで穏やかな時間を過ごしていると…青凜の兄と称する死んだとされていた紫惺が突如現れます。物腰柔らかそうにしつつも、誰も捕まえられなかった盗賊の頭の首を取ってきていて王に献上するっていうww気弱そうに見せてるけど謎に強すぎだしwwもう完全に怪しいじゃん(;^ω^)けれど王は紫惺を認めてみんなの思惑が駆け巡り大混乱!
青凜はいつも穏やかだけど、王が紫惺をあっさりと優遇する様子にはさすがに心乱されて声を荒げたり…どんな親でも、子は親に愛されたいって思っちゃうんだよね、、あんなクソ親なのに( ;∀;)
そんな中、燕來が紫惺に贈り物を渡した際に箱の中から蛇が出てきて!!危うく蛇は紫惺にかみつくところだったけど、青凜はなぜか自然に蛇と会話が出来て、蛇を諫めて無事でした。けれど燕來は反逆罪で捕まりこのままでは処刑待ったなし( ゚Д゚)燕來は冤罪であると、当然青凜は訴えるけど誰にも聞き入れられず。どうにか冤罪である証拠を得ようとするけれど八方塞がりな時、ナーヤの助言で蛇に聞いてみることにw来たぞ超展開wファンタジーだからね(⌒∇⌒)
蛇は何者かに仕込まれたことがわかり、犯人を見つけるために青凜とナーヤは味方になってくれる蛇たちを連れて珍稀市(珍しい生き物や人が売買される場所)へ!一刻を争う状況下の、青凜の迅速で的確な判断力がカッコイイ✨
珍稀市の人を笑顔の圧で脅して犯人を供述させる青凜も素敵でした!普段優しいけど怒らせたら怖そうな人好き(≧∇≦)本当は内心怖かったり緊張したりしていても表情には全然出さずに優雅な振る舞いができるのはさすが王族ですね!
蛇を買ったのは燕來の兄、燕粋だと判明し…お前かーい!!ってことで燕粋がいる桃夜楼へ。燕粋はさすがにそこまで愚かでないと否定し、桃夜楼にいた新入りの娘に騙されていたことが判明、桃夜楼店主の協力であっという間に証拠は集まり、燕來は無事に無実を証明できて釈放されました(*^▽^*)燕來は改めて青凜に一生忠誠を誓います。2人の関係、良いですね!
ここで紫惺(見た目全然違うけど紫惺って名前が出ている)が珍稀市で情報売った男を殺すシーン!やっぱり紫惺はニセモンだ!ってわかります☆ま、ルヲ√を先にやってると最初から分かってるんだけどね(;^ω^)紫惺が「あいつの絶望を見られる…」みたいなことつぶやくんだけど、ルヲ√やってなかったらあいつって青凜?ってミスリードされちゃうような場面でした。
龍節(お祭り)が近づくにつれ、青凜はなんとなく不安な予感を抱えていて、ついナーヤを求めてしまう切なさもとても良かったです。もうすでに、契約結婚だけではない気持ちを青凜は自覚してて、大切な人がいる幸せと恐怖を知ってしまったんだよね(≧∇≦)
男児が一向に産まれないのを焦りまくった王が、突然青凜とナーヤを四聖獣の廟巡りに連れていき、ナーヤに歌わせなんとか四聖獣に自分を守ってもらおうとします。本当にいつでも自分の保身しか考えてないんだよねこの王…親としても人としても最悪すぎる。当然四聖獣は王なんて眼中にもなく、ナーヤは理不尽に王に怒られる(# ゚Д゚)だけならまだしも、ナーヤを脅迫するために侍女を殺すという最悪のやり方。。もう無理この王…。そしてこういう時、王相手でもひるまず迷わずナーヤを守る青凜ほんと好き❤
マジでここまで王がひどい姿を見せても、青凜はまだ父の愛を求めてるところがあるのが本当に辛い。見限ってほしい。健気な子供は見ていて心が痛い( ;∀;)
龍節&青凜の成人の儀が終わると、王は青凜とナーヤを呼び出し、胡家の真相を語ります。本当は聖獣応龍を騙して殺し、胡家は今の地位を得た。そのため胡家には龍に呪われているという。呪いのため定期的に男の命が奪われるため、王は自分の命が奪われる前に男児を産ませたかったのです。え、最悪すぎる。自分の命を守るために生贄用の息子を欲しがるなんて…。青凜が応の代わりに自分の命を差し出そうとするけど、そこで王は呪いによって突然死にます。
王が死ぬの自体は全然OKなんだけど、その場にいたナーヤが王を殺した犯人とされて投獄されてしまいます。冤罪を訴えるも無理な話で、ナーヤは処刑場へ…
ナーヤが処刑される直前、怒った青凜がなんと龍に変身してナーヤを助けます( ゚Д゚)え…??また超展開きたこれww
なんと青凜は聖獣の応龍でしたww胡に裏切られ殺された応龍だったけど、999年かけて仲間たちの手によって蘇ったようです(死んだというより、長い眠りについていた、という感じみたい。聖獣だからね。)青凜は徐々に応龍としての記憶も取り戻していきます。
青凜とナーヤは聖獣たちが集まる香珠淵にいき、そこにある温泉で体罰を受けていたナーヤの傷をいやします。ちゃっかり一緒に温泉入る青凜はさすが(⌒∇⌒)
その後、青凜はずっと言いたくて言えなかった「愛している」という思いをナーヤに告げて、2人は正式に両想いに❤この、思いが通い合ったシーンのスチルがまた美しくて美しくて(≧∇≦)マツリカのイラスト本当に好きです!
香珠淵で平和に過ごした2人だったけど、王都では紫惺が王となり、燕來たち玖家と対峙して戦争状態。それを知った2人は王都に戻る決意をするのでした…
ここで分岐
【春前終節】
青凜は戦争に割って入り、場を収めるために燕來と決闘で決着をつけることに。青凜は勝利し、燕來は平民となり王都を追い出されます。この、戦っている中でも心を通わせている2人が( ;∀;)この2人はこれからもずっと一緒にいてほしかったよ。。辛い。
青凜は王となり、ナーヤは王妃に。青凜は自分が応龍であることを国民にもカミングアウトwみんなの前で龍に変身までしちゃうww国民は元々四聖獣を敬っているから、大歓迎ムード(⌒∇⌒)
ハッピーエンドではあるんだけど、燕來ともう会えないのかな…という寂しさと、悠久の時を生きる龍である青凜と人間のナーヤの寿命の差問題はどうなるのかなあという不安な部分がありました(;^ω^)
【明前終節】
戦争は白熱していて青凜は出来ることがなかった。戦争は玖家が勝利し、燕來が王となりました。
たくさんの人が犠牲になったのに笑っている燕來を見て絶望する青凜( ;∀;)四聖獣は人間を見限り地から去っていくことを決めました。
青凜とナーヤは香珠淵に戻り、ナーヤは永遠の命を得られる香珠淵の果実を食べる決意をして食べます。これで2人はずっと一緒にいられるね、というエンド。
加護がなくなった人間界はこのあとひどい状態になるんだろうけれど、ナーヤと青凜は同じ長さの寿命となり平和な香珠淵で幸せに暮らす…のかな。背徳感ありつつも、寿命問題は解決ですね(;^ω^)
【雨前終節】
戦争を収めるためにわざと龍の姿で人間の敵役を演じた青凜。燕來は青凜を倒した瞬間に龍が青凜であったと気づき大後悔。人間たちは共通の敵を倒したということで戦争は終わり歓喜状態。
優しい青凜が結局自分を犠牲にしてしまったエンド( ;∀;)残されたナーヤが悲しすぎる…。
青凜は最初から最後まで優しくていつも穏やかで、でもいざという時頼りにもなって賢くて強くて、しまいには聖獣でwすごく好きなキャラでした!糖度も申し分なく、しんどさも他ルートに比べたらそこまでなく…なんだかんだ王族&聖獣というチートキャラですから、差別描写がきついこのマツリカの世界観の中で地位が確立してますからね!
でも、シナリオとしてはわりと切ないラストだったなーと思います。単純にハッピーとは言いにくい終わり方だったかな( ;∀;)
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