マツリカの炯-kEi- 天命胤異伝のゼベネラ(CV:羽多野渉)の感想(ネタバレあり&なし)を書いていきたいと思います(⌒∇⌒)
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マツリカk ゼベネラ 総評(ネタバレなし)
無口で怖そうな風貌だけど、実はとっても優しいタイプの男❤白狼族という、山奥で暮らしている人なのもあり、他キャラとの絡みはほぼなし。存在すら知らんレベル。ヒロインの出生についてもゼベネラの宿命についても程よく描写されており、しんどさも糖度も適度にあり、一番バランスが良く読みやすいシナリオだったと思います。
●ゼベネラ(CV:羽多野渉)●
糖度 :★★★★★★★★☆☆ (8)
しんどい度 :★★★★★★☆☆☆☆ (6)
マツリカk ゼベネラ 感想(ネタバレあり)
村が襲撃され、救うために命がけでヒロインがゼベネラに助けを求めたおかげで村人助かったのに、彼らはゼベネラだけ称えて、ヒロインのことは相変わらず罵るの意味わからん。ちょうどヒロインも追い出せるしってことで村人たちも喜んでヒロインをゼベネラに差し出して(# ゚Д゚)
マツリカ村のターンではかなりの胸糞展開でしたが、白狼族のみんなはヒロインをめっちゃ大歓迎で良かった❤裏あるかな…と疑心暗鬼になってプレイしてたけど、彼らは本当に気持ちの良い人たちでした(⌒∇⌒)バオもかなりカッコイイ姉さんで好き!
とにもかくにも目的が子孫繁栄だから、早速夜から子作り始まります( ゚Д゚)ここまでまだ何もお互いのことよくわかってない序盤でとりあえずこの展開…って乙女ゲームではかなり珍しいパターンなのでは!?しかも初めてなのに獣っぽくですからね!白狼族だからね!
ゼベネラの語りで、ヒロインはマツリカ村の娘(チイカ)と、白狼族の王であった群王との子供だったことがわかります。2人とも炯眼持ちで、2人はとても愛し合っていたとのこと。チイカは「炯眼持ち同士惹かれ合ったのかも」と言ってたみたいで…これ、ゲーム進めていくと分かるけど、本当にその通りなんですよね。。
それにしてもチイカが村に帰った理由が子供を産むためって言うのは全然納得いかなかったな…「マツリカ村のキレイな景色を見せたい」「子供が成人したらどちらで生きるか子供に聞く」って…頭がお花畑すぎない??混血がタオ・ウーなんて言われてめっちゃくちゃ差別されるのはマツリカ村で育ったなら知ってるよね?私なら子供はマツリカ村の人たちに見つからないように隠すよ。愛し合った人の元も離れてわざわざシングルマザーで、里帰り出産みたいなノリで村に帰るの謎すぎるって…。どっち選択するかってそんな…外国で産んで二重国籍にしといて、将来子供に選択させるみたいな感じだな(;^ω^)そんなで愛するつがいが去ったの群王辛すぎない??
行く宛のないヒロインが何もかも初めての環境で必死に役に立とうと頑張る姿はとても健気です( ;∀;)ゼベネラも無口ながらもヒロインのこと大切にしてて、伝わりにくい表現の仕方もだんだんヒロインに伝わってきてゆっくり心が通っていく感じが良かったです。幸せタイム(⌒∇⌒)
ある日村の子供が行方不明になり、必死に山の中を探すヒロインたち。探してる途中にヒロインは炯眼で子供がいる場所を見つけます。ヒロインとゼベネラが駆けつけるとそこには四凶の窮奇がいて、間一髪で子供を助けます。これをきかっけに、ヒロインには群王からの炯眼も引き継いでいることが判明。両目に炯眼があるなんて、ヒロイン大変だなあ(;^ω^)特別すぎていろんなところから狙われる展開必至じゃないか(;^ω^)
このあたりでもう2人の絆はだいぶ深まっていて、愛情ある触れ合いになってきているのがとても良いです(⌒∇⌒)山のみんなもそれを温かく見守ってくれて。
ゼベネラは、白狼族の先祖は狼で、白君という仙虹が人の姿に変えたと言う。だから狼と会話が出来るゼベネラ。リアル狼か( ゚Д゚)これは想像よりもファンタジーでした。狼と話せるのも今はゼベネラとバオだけと知り、ヒロインは子作りのプレッシャーを感じて行きます。
そんな心労も重なり、慣れない環境で体調を崩したヒロインを運んで王都まで行くゼベネラとヨウ。医者に行くと、そこの助手がヨウの親戚だったと判明して、出生を知れたりします…立ち絵あるサブキャラ少ない中ヨウは立ち絵もあり、こうやってフォーカスされたりもしてなかなかの待遇なんだけど、正直そのわりにあんまり物語に重要な要素ではない気がしてしまいました(;^ω^)別にいいんだけど、なんとなくバランスに違和感でした。
治療して無事に山に帰った3人でしたが、そこに窮奇が襲ってきます。スチルもあり、わりとイケメンです(笑)そこで窮奇から、白狼族は役目を終えたから白君にも捨てられ、もう今後子孫が出来ることはないと言われます。それはハッタリではなく事実のようでした。そこからは毎夜のように窮奇からの襲撃にあい、だんだんと体力を削られていく白狼族…しんどい。窮奇はヒロインの炯眼を狙っていました。
ゼベネラは、自分以外が相手であればヒロインは子を作ることが出来ると気付き苦悩するし、ヒロインはヒロインで、自分が白狼族の負担になっていると感じるし…結局ヒロインはこっそり山から1人出ることに。速攻で気づいたゼベネラが引き止めにきてくれて良かったー!「俺が子をなせぬからか!」とか見当違いな心配してたけどww
ここで分岐
【明前終節】
ゼベネラはヒロインと仲間たちを守るため、山を下りることを決めました。途中盗賊に襲われたりなんなりしつつも、定住出来る場所として砂漠の地まで下りた白狼族。ゼベネラたちは7年近くかけて、何もなかった砂漠の地を立派な街に発展させていました。ゼベネラは街の王に!ヨウも財務、バオは自衛団とか、とにかくみんな立派に働いてる!嬉しい(⌒∇⌒)
そこに商談しにきた商人がなんとルヲ!いやー最後まで他の攻略キャラ一切出てこないだろうと思ってたらここで出てきたww久しぶり!ルヲ!
ゼベネラたちの間に子供は出来なかったけど、血の繋がり以上の繋がりが白狼族たちにはあると感じさせるENDでした!
これが非常にまとまっていて未来輝く明るいエンドでした!!私の中ではこれがベストエンドです❤血にこだわっていた一族が、血以上に大事なものに気付いてまとまるというのも分かりやすいテーマの答えの1つとしてとってもいい。
いや実際ね、窮奇とかもう会話が通じないレベルの悪に無理に立ち向かう必要ないのよ。相手にするのめっちゃ大変だし無傷ではいられないから!大事なものがあるなら、それを守るために逃げれるなら逃げるのが最善だと思うのです。ゼベネラの山を下りる判断、全力で支持するよ!
明前に分岐しない場合、窮奇を倒すために奮闘することを選ぶゼベネラです。えー…大丈夫かよ…相手人間じゃないからね、本来敵う相手じゃないし(;^ω^)
決戦前に2人は愛を確かめ合い(≧∇≦)決戦に備えようとするもののヒロインは突如現れた窮奇に攫われます。窮奇になんとか抵抗するヒロインだけど、いよいよピンチ!となり…
ここで分岐
【雨前終節】
ヒロインは窮奇に両目を抉られます( ゚Д゚)ひーーー痛い!痛い!このゲーム、目を抉る描写が多くて痛い!!!そしてヒロインは窮奇に容赦なく殺されて…
山は窮奇が炯眼を食べて力を取り戻したことでとても危険な状態となり、白狼族たちは山を下りることに。でもゼベネラはヒロインを見つけるまで山を離れられない、と1人残ることに。長い時が経ちゼベネラは狼となり何十年もヒロインを探して山を彷徨い続けるEND
いやーこれは…ゼベネラ辛い。死ぬより辛い。救いの全くないエンドでした。
【春前終節】
間一髪でゼベネラがヒロインを助けに来ます!間に合った!窮奇は死者である群王を操り戦わせるという下劣っぷりを披露。最低すぎる。ゼベネラは群王の槍を使って窮奇を撃退!群王の魂も解放されてめでたし♪いやーゼベネラ王強い!!
ゼベネラはヒロインを一生愛すと誓いつつ、ヒロインが望むなら自由にどこに行ってもいい。他の人となら子を残せる、と器大きすぎる発言( ;∀;)ヒロインが例え他の男のところに行っても、一生愛するって…まあある意味激重ではあるけど、狼の愛は一途だね❤
ヒロインは子を残せなくてもゼベネラとずっと一緒にいたいと告げて、2人は山で一生共にする選択をするエンド。
窮奇を倒すっていう大仕事を達成してこのまま山に残る…これがベストエンドなのは理解出来るし、良かったんだけど…ここで終わり!?ていうタイミングで終わった感じがします。。もう少しこの後の話が欲しかったな( ;∀;)
春前終節のラストが少し物足りなさを感じたこともあり、やっぱり明前終節が好きだな(⌒∇⌒)どちらにしても、ゼベネラルートはマツリカの中では重すぎず読みやすいシナリオだったと思います♪
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