
BYAKKO ~四神部隊炎恋記~の飯山貞吉(CV:小林千晃)の感想(ネタバレあり&なし)を書いていきたいと思います(⌒∇⌒)
BYAKKO 貞吉 概要(ネタバレなし)
飯山貞吉(CV:小林千晃)プロフィール
・年齢:15歳
・所属:白虎士中二番隊
・歴史上の元となる人物(推測):飯沼貞吉
攻略対象の中で最年少の15歳であるものの、体格は一番大きい貞吉くん。
15歳が攻略対象って、なかなか若いですよね!?珍しい。
現代だとちょっとええってなるかもだけど、この時代は結婚も若いですし、15歳でもありだなと感じました。
BYAKKO 貞吉 感想(ネタバレなし)
見た目も中身も、とっても大人びて素敵でした!
大人びていると言いつつも、少年らしい幼さもたまに見せてきて、そんなところも良かったです。
淡々としていたり、わりと柔軟な物事の捉え方をするところは比較的現代の若者っぽかったです。
それでもやっぱり会津藩士精神は強くて…それ故悲しい展開は辛くなりました。まだ15歳なのに。
白虎隊のお話はどうしてもきついものがあります。若すぎる。
ところで、貞吉くんの立ち絵がとてもお気に入りです♪
特に剣を持ってる立ち絵!あの腕が!とてもいい!!!
貞吉くん、カッコイイですよねー!イケメンなのを自分でも素直に認めているところもなんか良かったです(⌒∇⌒)

飯沼貞吉について(ややネタバレあり)
飯山貞吉の歴史上の元となる人物は飯沼貞吉かと思われます。1文字違いだし、設定的にもそうでしょう。
BYAKKOのストーリーはかなり歴史に忠実です。
以下に飯沼貞吉の経歴を書きますが、BYAKKOでかなりリンクするので、結果的にネタバレとなりそうです。
嫌な方はお気を付けください。!!
調べたところ、飯沼貞吉とは
- 会津藩白虎隊士。長身だったこともあり年齢を1歳偽って白虎隊に入隊した。
- 白虎士中二番隊として、藩主・松平容保の戦場視察の護衛をする。
- 飯盛山にて他の19士と共に、のどに脇差しを突き立て自刃に及んだが、唯一蘇生し生還した。
- 自刃したものの死にきれずにいた貞吉を会津藩士・印出新蔵の妻ハツが見つけて介抱した。
- 戦後、東京の謹慎地から長州藩士の楢崎与兵衛に連れられて萩へ行った。
- 維新後は逓信省の通信技師となった。
本当に…こうやって見ると歴史にかなり忠実なシナリオだったなと感じます。
(飯沼貞吉もイケメンだったそうですよ!)
BYAKKO 貞吉 感想(ネタバレあり)
!!ここから先はネタバレあります!未プレイの方はご注意ください!!
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貞吉 共通ルート 感想
ゆずりはが当千銃を作ってしまうところを初対面の時に見たにも関わらず、「忙しいんで今日はこれで」って深追いしてこないのがまずすごい。肝が据わった15歳すぎる( ゚Д゚)
あんなの見たら、「えー!?なんでなんで!?もう一回見る!」ってなるよね少年なら。いや少年でなくてもそうなるって!!
その後日新館で再会したらいきなり「あなたの顔、綺麗ですよね。作りがいいという意味です」って!?
いやもう、口説いてますか???口説いてるようにしか見えませんけども??
飄々としながらこんなこと言えちゃうイケメン、いつの時代でも絶対モテるだろ…。
偶然夜の日新館で2人で会い、夜空を眺めることに。そこで「やっぱり顔が綺麗ですよね」って。
お前…!!また言うんかい!!好き!!
顔を褒め返すと、「どうも。親には感謝してます」って…イケメンの自覚ありなのね!?
体格もいいし顔もいいし、武芸も出来るし…スーパー15歳。いや、共通ルートのこの時はまだ14歳だった!!!
貞吉…恐ろしい子…!!
ゆずりはが男装して日新館に通っていることを初日から貞吉は気づいていたけど、「他言無用だったから」って、何も言わないでいてくれていたことも判明。一切表情にも出してなかったし、大人すぎる少年だ…!!
なんかもう、共通ルートから結構きゅんとするシーンがあって、貞吉くん良い!ってなりました(⌒∇⌒)
貞吉 個別ルート 感想
貞吉 5章 感想
ゆずりはが猫を助けようと木に登って、降りられなくなったところを貞吉くんが助けてくれるっていうコテコテシーンからスタート(笑)
飛び降りたゆずりはを軽く受け止めてくれる…体格の良さがアピールされて、定番なのにきゅんです。
ゆずりはは助けた猫を家で面倒見ることにして、猫好きな貞吉くんはこれから様子見に家通うことにする…ってもう!
ここまで何から何まで定番展開なんだけど、いいです!!
ゆずりはは、貞吉に死んで欲しくない気持ちから「まだ15歳なのに戦場に行かなくても」とつい止めてしまい、それが貞吉にとっては子ども扱いされていると感じて嫌で。
1か月で剣術砲術虎之助を超えるって宣言して、2人はしばらく距離が出来ます。
虎之助…なんか、痴話喧嘩に巻き込まれたみたいになってるな(;^ω^)
勝負結果は1勝1敗だったけど、ゆずりはは貞吉が戦に出ることを認めます。
貞吉くん、淡々とはしているけれど、「会津のために」っていう気持ちはとても強くて、若くても立派な会津武士なんだな…と感じます( ;∀;)
距離置き期間が終わったと思ったら「相変わらず、綺麗ですね」とか言ってくる貞吉くん!!!
まだ言うんかい!!もう!!口説いてるよね!?
貞吉 6章 感想
大蔵さんとゆずりはがよく手紙のやり取りをしていると知って
「ふーん…仲良さそうですもんね」
ってどんなやり取りしてるのか結構聞いてきたりしてきて、嫉妬っぽい雰囲気がカワイイ!!
嫉妬してるかと思えば、笑うゆずりはを見て
貞吉「笑ってたほうがかわいい」
ゆずりは「どきどきさせないで」
貞吉「どきどきしたんだ。ねえなんで?」
ってもう、完全に甘いトークが繰り広げられて…!!悶絶です。え、付き合ってる??
平和な時もつかの間、そしてついに、白虎隊も戦場に出ることに…Σ(゚д゚lll)
夜間、雨の降る中身を寄せ合いながら凌ぐ白虎隊隊士たち。
当然?貞吉はゆずりはに身を寄せて❤こういう時、大きな体格にきゅんとします。
白虎隊は敵に見つかり劣勢、なんとか逃れた先は飯盛山で…
ゆずりはは必死に止めるけど、みんなは強い志で切腹します( ;∀;)
貞吉は「あなたは切腹しなくていい。」と言って、自分は喉を突いて自刃します。
貞吉 7章 感想
気を失ったゆずりはだったけど、目が覚めると誰かの家に。
ハツという人がまだ息のあるゆずりはと貞吉を助けてくれていたのでした。
重傷の貞吉だけど、なんとか意識を取り戻し…でも、貞吉は死にきれなかったことに愕然として、辛そうです。
ゆずりはは、水を飲ませるために、貞吉に口移し!
いやー、貞吉ルートは本当に、定番エピソードがめっちゃ詰め込まれている感じがします❤
まあ、あまりに辛い状況の中なので、きゅんするどころではないんですけども(;^ω^)
動けるようになってきた貞吉は隙あらば刀を探して自害しようとして、せっかく助かったのに本当に切ないです。
傷が開いて体調悪化する貞吉を救うため、村に出て医者を呼んでくるゆずりは。
貞吉はなんとか復活します。
貞吉は、喉を突いた理由を
「魂は腹に宿ると聞いた。喉にすれば切腹刀にならないかもと思った。あなたを苦しめたくなかった」
って…( ;∀;)
喉を突いたのは史実だけど、こんな理由に肉付けするの、素敵なシナリオだなと思いました(⌒∇⌒)
会津のためにまた戦う、と生きる希望を持ち直した貞吉。
貞吉はゆずりはへの想いを自覚して、ゆずりはは自分をどう思っているんだろうと気になってきます。
けれど時間が経ち、貞吉の傷もだいぶ良くなってきたころ、会津は降伏し、貞吉は再び生きる気力を失くしていきます。
そしてひっそりと抜け出し、自害するために飯盛山へ向かい…気付いたゆずりはは貞吉を止めに行きました。
はあー…貞吉の7章はきついです。本当にしんどい。
貞吉 最終章(白秋エンド) 感想
ゆずりはの説得を貞吉は受け入れ、抱きしめ合って2人は帰ります。
寒い中、2人は布団で身を寄せ合って温め合うことに!(服は着てるよ!)
貞吉はゆずりは抱きしめて「大切に思ってるって…男として?」と聞いてきます!
最初は一緒の布団に入ることを貞吉が動揺してたのに、いつの間にか形勢逆転!!
ここでようやくゆずりはも自分の気持ちを自覚して、「男として」と肯定し、「想像以上に嬉しい」って喜ぶ貞吉(⌒∇⌒)
でも今はまだ受け止められる時期じゃないとして、「その時がきたら俺から気持ちを伝えます」と言う貞吉。
状況的に、「じゃあ付き合おう」とはならないけれど、気持ちは通い合います(≧∇≦)
いやー…生きてて本当に良かったじゃん貞吉( ;∀;)
貞吉は謹慎所である猪苗代に行き、ゆずりはは塩川へ行くことを決めます。
ゆずりはは、自分も謹慎所に行くと言うけど、貞吉は許しません。
「男ばかりの場所にいてほしくない。大人の男も多いし、あなたが目移りしないか不安。」
「他の男は放っておかない。強引にってこともある」
この辺は年下男子の本領発揮で、すごくかわいかったです(≧∇≦)
それにしても…早熟な15歳だなあ。
二人は「絶対忘れない」とキスをして、それぞれの道を行きます。
二年後、2人は飯盛山で待ち合わせて再会します。
「会いたかった。相変わらず綺麗な顔していますね。」
あーはいはいはい!言ってくると思ってたよ!綺麗ってこんだけ連発してくる攻略対象もいいね!
貞吉はこの2年間長州に行って勉強していて、今後は静岡の学校に行き、電信技士を目指すと言います。
「俺のこと好き?ちゃんと聞きたい。はっきりと。」
「好き。」
「嬉しい。俺も好きです。」
いやーー!いいんだけどさ!!自分から好きって言ってもいいんだよ!?
なんで毎回、まずは相手の気持ち確認するのさー!?まあ許すけど!年下の特権ってことで!!
貞吉はいつか必ず迎えに行くと約束し、2人はまた別々の道へ。
ゆずりはは岡本家と共に京都で暮らします。
三郎はちょっと不憫だけど(笑)ゆずりはは一途に貞吉を待ち続ける生活。
そしてついに、貞吉は迎えに来ます。洋装で、大人っぽくなった貞吉❤
「相変わらず綺麗ですね」って、当然ですがまた言ってきます。会うたびに言うよねー。
貞吉は無事に電信技士となり、これから下関勤務になると言う。
「一緒に来て欲しい。妻になってください。」
と、ゆずりは泣いて喜んで快諾!のハッピーエンドでした❤
後日談では、さらに数年後、結婚した2人が久しぶりに会津を訪れたエピソードが見れます!
戦後の2人のエピソードをしっかり描いてくれていて、大満足なシナリオでした♪
貞吉 終幕(玄冬エンド) 感想
ゆずりはは貞吉の自決を止めようとするも、もう無理だと悟ります。
「死ぬときは一緒」とゆずりはは決意し、2人で飯盛山を目指します。
本調子でない貞吉は山まで到達出来ず、道の途中で自害。
貞吉の刀を持ってゆずりはは山に行き、自害します。
もう、とにかく悲しいエンドでありました( ;∀;)
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