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テンペスト魔女はボルテージを救うのか(ボルテージ2024年6月期第1四半期決算から今後を予想)

even if TEMPEST
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テンペスト魔女(even if TEMPEST)を発売しているボルテージは上場会社なので、オトメイト(アイディアファクトリー)と違ってある程度売上等の情報を私たち一般人も知ることが出来ます。

そこで、素人な私ですが、テン魔女のファンとして、簡単に現在の状況と、今後の予想を勝手に書いていきます(⌒∇⌒)本当に素人が好き勝手書くだけなので、温かい目で見てくれると助かります。また、間違いはご指摘いただけると嬉しいです。

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ボルテージの現在の状況

株式会社ボルテージは女性向け恋愛アプリが主な事業の会社です。東証スタンダードに上場しています。ここ数年は売上がじわじわ減少し、どうにかせねばな状態でした。

決算資料を読む限り、会社としては日本人女性向け恋愛アプリ事業をこれ以上拡大していくのは難しいと考えているようで、現存のアプリのコスト効率化を頑張っています。売上は年々減少していて厳しい状態です。海外向け、男性向けのアプリは新作を出したりとしていますがなかなか難しく、横ばい、または若干の増収程度の売上となっています。アプリ全体としては、昨年度は売上2割減となっています。

そこで、ボルテージは現在新事業に力を入れています。ボルテージの新事業は
・電子コミック事業
・コンシューマー事業(Switch)

です。
電子コミック事業は横ばい感もありますがやや増収。今後もこのまま堅調に推移するのではと思います。ボル恋TOON…読んでみようかな(⌒∇⌒)
そしてコンシューマー事業。こちらが非常に好調です。この要因はテンペスト魔女の売上が好調だからだと会社も名言しています。新事業は昨年度売上2割アップとなっています。

【Q2】 コンシューマ事業が伸長している要因は何か。
【A2】 主に、Nintendo Switch向けオリジナルタイトル「even if TEMPEST 宵闇にかく語りき魔女(以下「テンペスト魔女」)」の好調によるものである。10月の本作のファンディスク発売を前に、テンペスト魔女を購入いただくユーザーも見られた。

IR情報|株式会社ボルテージ (voltage.co.jp):2024年6月期第1四半期 決算説明会 主な質疑応答の要約

株価右肩下がり中のボルテージですが、「テンペスト魔女の売上が半年で1万本突破!」とか、「FD発売決定!」とか会社が発表すると、一時的に株価が跳ね上がったりしています(笑)ボルテージにおけるコンシューマー事業はまだまだ規模が小さいですが、それでもテンペスト魔女と言うオリジナルタイトル1作目の動向は投資家からも注目されていたようです。

決算を見ても、他事業は横ばいか下降気味の中、堂々とアピールできるのはテン魔女位な状況です。オリジナルタイトル1作目と言うのは非常に重要で、もしもここでこけていたら2作目以降の製作がどうなっていたかわかりません。。しかしテン魔女は想定以上に大成功し、ボルテージはコンシューマー事業に投資する方向に進みました。今年度は4億程度の投資予定(電子コミック事業は3億円程度の予定)で、オリジナルタイトル着手は当初1本程度を見込んでいたのが3本と増やしてきました。

【Q4】 11月に制作決定が告知された3本のSwitch向けオリジナルタイトルに期待してい
る。発表の背景や今後の見通しについて教えてほしい。
【A4】 背景については、「テンペスト魔女」が非常に好評であり、ダークファンタジーの世界観でヒットを出せるイメージができた。また、社内外の制作体制も整ってきた中で、大型の女性向けイベント(アニメイトガールズフェスティバル2023)にて、3本同時に制作発表することで、お客様にインパクトを与えたかったというところである。今後、「テンペスト魔女」以上のヒットを狙って、鋭意制作を進めていく。

IR情報|株式会社ボルテージ (voltage.co.jp):2024年6月期第1四半期 決算説明会 主な質疑応答の要約

この発表、当時めちゃくちゃ驚いたし相当インパクトありましたよね!?会社の狙い通りの結果だったと思います(⌒∇⌒)
今回、3本も新作制作が決定したのも、投資額も電子コミック事業を超えて4億割り当てられたのも、テンペスト魔女の成功のおかげと言えると思います。とは言え、会社の売上比率で言えば、アプリ事業が実に94%を占めています。ここにコンシューマー事業がどの程度シェアを広げられるのか、まだまだこれからの状態です。

ボルテージのこれから

ボルテージとしては、2025年度で新規事業の比率を20%程度にしたいと考えているそうです。アプリ80%、新規事業(コンシューマー事業+電子コミック事業)20%です。コンシューマー事業としては15%位の想定なのかなと思います。現状のアプリ94%を来期で80%にするって、コンシューマー事業かなり伸びないと難しいのでは…?簡単ではなさそうだけど、現役乙女ゲーマーとしては無理とも思えません(⌒∇⌒)

何せ、発表された3タイトル…どれも非常に面白そうだと思いませんか!?私は全部絶対買う!って思ってます(≧∇≦)1作目がテンペスト魔女で、2作目のネオンマフィア、3作目のカレイドタワー、4作目のヴァンパイアハンター…全部すごく良さげ。コンシューマー事業部、相当センスいい偉い人がいるのかな(≧∇≦)

これで次の3作品とも成功すれば、コンシューマー事業社内シェア20%も目指せますし、そうなれば今後さらにボルテージはコンシューマー事業に力を入れてくれるでしょう。コンシューマー事業はアプリの移植もそれなりに好調らしいですが、移植だけでは限界があります。盛り上がっていくには新作の成功事例を増やしていかないとですよね(⌒∇⌒)

とにかく、最近業績が低迷し伸び悩んでいた中、コンシューマー事業は希望の星です。希望となるキッカケを作ったのは間違いなくテンペスト魔女でしょう!このままコンシューマー事業が拡大しボルテージの業績が復活すれば、「テンペスト魔女がボルテージを救った」と言っても大げさでない気がします。ぜひそうなって欲しいですね(⌒∇⌒)

2023年度(ボルテージは6月決算です)はコンシューマーオリジナルタイトル1作目のテン魔女特需でコンシューマー事業売上2割アップとなりました。2024年度は今のところテン魔女FDのみですが、決算前にネオンマフィアは出る気がします。そうすると2024年度オリジナルタイトルは2本発売となり、2023年度より売上拡大しそうです。2025年度にカレイドタワー(2024年度の可能性もある)とヴァンパイアハンター発売…コンシューマー事業拡大を急ぐならその頃はもう数本くらい追加もありえる…?夢が広がりますね(≧∇≦)

現在の業績はまだ全体では赤字ですが、ボルテージは財務状況が良いのでコンシューマー事業に積極投資しても問題ないかと思います。一時的な赤字を乗り越えられる体力(財力)はありそうです。パッケージ版販売がないのは乙女ユーザーの目に止まりにくい部分もあるので、今後も臆せず広告宣伝費もかけて欲しいです。
ここで頑張って、数年後に明るい姿が見られたら良いなと思います。とても応援しています♪

(おまけ)ボルテージ様にお願い

ここで勝手に自分の希望を書いておくと…

・コンシューマー事業が軌道に乗ったら、ぜひソフトのパッケージ版販売もしてください!!パッケージ派の乙女は多いんです。ダウンロードソフトってのに抵抗があってテン魔女プレイためらった時もありました…。ダウンロードソフト便利だけどね、パッケージ欲しいよね。

・株主優待のクオカード、今年度のはぜひ、テン魔女FDの絵柄でお願いします(⌒∇⌒)FDのイラストすごく好きです❤昨年度はテン魔女無印の絵柄だったし、多分今年度はテン魔女FDの絵柄きますよね…(願望)

あとがき

この度は好き勝手書きました…。私はアナリストではありませんので、言い分にいろいろツッコミあるかもしれませんがご容赦ください(;^ω^)テン魔女ファンが書いたふんわり記事でございます。でも本当に、ボルテージがコンシューマータイトル制作しよう!ってなってくれたの嬉しかったですし、それを潮文音さんが担当してくれたのが感謝しかないです✨✨ありがとうございました!

 

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